どうも、まる男です。
前回、前々回とまる男がオススメする靴磨き道具を、価格設定した上限内に納めたリストをご紹介しました。
今回は、上限金額を取っ払って、まる男が使ってみてよかっただけでなく、所有していないものでも、良さそうだとおススメできる靴磨き用品を、どんどん紹介するリストを作成したいと思います。
(1)馬毛ブラシ
コロンブスと老舗ブラシメーカーである江戸屋とのコラボ商品であるブートブラックの馬毛ブラシをオススメします。
江戸屋は、江戸時代から続く江戸刷毛の製造メーカーです。
馬毛ブラシとしてはコシが強く、軽い力でブラッシングできるとのことです。
(2)豚毛ブラシ
SANOHATAブラシをオススメしたいと思います。
日本人の職人が、その技術の粋を集めた豚毛ブラシです。
革靴に一番当たる中央部分が1mm〜2mm程度長めにカットされており、極上の使用感を生み出しているそうです。
(3)靴クリーナー
ステインリムーバーがやはりオススメなのですが、ここでは強力な洗浄効果があるリグロインをオススメしたいと思います。
リグロインは、着物のシミ抜きにも用いられる、化学薬品です。
着物のような絹織物にも使われていることから安心して使えます。
以前靴磨きをしていただいたブリフトスタンドのプロの靴磨き職人の方も使われていたので、オススメできます。
ただし、化学薬品で、ニオイもきついらしいので、換気には気をつけてください。
(4)靴クリーナー用クロス
靴クリーナーでクリーニングする際には、ウェスを使います。
でも、今回は限定解除ですので、靴クリーナー用クロスも揃えましょう。
まる男のオススメは、M.モゥブレィのリムーバークロスです。
目の細かい国産綿100%でできており、汚れ落としに最適です。
限定解除なので、たくさん買ってもいいでしょう。
(5)デリケートクリーム
以下で紹介する靴クリームと、同じブランドで統一したほうが、相乗効果が期待され、いいように思います。
そこで、サフィールノワールのスペシャルナッパデリケートクリームをオススメしたいと思います。
革靴に潤いのベールを与えることができます。
他社のデリケートクリームよりも光沢が得られるそうです。
(6)靴クリーム
デリケートクリームでサフィールノワールを選択したので、お気づきの方もおられるでしょう。
同じサフィールノワールのクレム1925をオススメします。
高級蜜ロウやカルバナワックス、シアバター等が配合されており、輝きは一級品です。
(7)ペネトレイトブラシ
デリケートクリームや靴クリームとブランドを揃えたいような気もするのですが、使い勝手がいい形のものの方をおススメしたいと思います。
まる男がおススメするのは、コロニルの1909アプリケーションブラシです。
この形状のほうが、立たせることができます。
また、1909の刻印がカッコいいと思ったからです。
(8)グローブクロス
エゾ鹿革のグローブクロスをオススメしたかったのですが、売り切れで、現在入手困難です。
そこで、代替品として新発売されたシルキーレザーグローブをおススメします。
ムートン面で余分なクリームを拭き取り、レザー(山羊革)面は乾拭き後にさらに磨き上げるのに使います。
少量の水をつけたムートン面でワックスを延ばし、レザー面で磨き上げると、簡易的な鏡面磨きができます。
鏡面磨きにこだわる人であっても、鏡面のベース面が簡単に出来上がることに驚くことでしょう。
(9)レザーソール用ローション
防カビ剤が配合されているブートブラックのレザーソールコンディショナーと、サフィールノワールのソールガードで迷いましたが、まる男が使ってみて良かったと言えるので、ソールガードをオススメします。
セサミシードオイルやアボガドオイル等の植物性油分100%でできており、レザーソールに高い防水性と柔軟性を与えてくれます。
まる男が実際使ってみて、はっきりとレザーソールが柔らかくなったと感じ、履き心地も良くなりました。
(10)コバインキ
これまでまる男は、コバインキを紹介していませんでした。
ワックスでコバのケアを代用していたからです。
でも、今回は限定解除ですので、コバインキもご紹介します。
まる男のオススメは、ブートブラックのエッヂカラーです。
革コバやヒールのキズを目立たなくします。
(11)ワックス
サフィールノワールのミラーグロスもオススメですが、ここはブートブラックのハイシャインベースとハイシャインコートという2段階で鏡面磨きが楽しめるアイテムをおススメしたいと思います。
ハイシャインベースで鏡面磨きの下地を作り、革靴の表面の凹凸を均します。
その上からハイシャインコートで鏡面を作っていくという2段構えになっています。
靴磨きを本格的に楽しみたい人にとっては、たまらない一品(二品?)だと思います。
(12)ポリッシュウォーター
鏡面磨きの際に使う水にもこだわりましょう。
ここでは、まる男も使ってみたいと思っているブートブラックのポリッシュウォーターをおススメしたいと思います。
ポリッシュウォーターに配合されているアルコールは、水よりも溶剤としての機能が高く、ワックスを溶かす働きがあります。
また、水よりも揮発性が高いため、速く乾きます。
ワックスを溶かすことによって平滑面を速く作り出し、すぐに乾燥するのでワックスが定着するのを速めます。
上記の長所は、短所でもあります。
アルコールが多すぎると、溶かしてほしくないのにワックスが緩くなったり、すぐに乾いてしまってボコボコのままになったりするおそれがあります。
ブートブラックのポリッシュウォーターは、水とアルコールが絶妙の割合で配合されており、より速く・美しい鏡面が出来上がるものとなっています。
まる男も書いていて欲しくなってしまいました。
(13)ポリッシュクロス
前回同様、ハンズとコロンブスのコラボレーション商品である、ハンズオリジナルポリッシュクロスをオススメします。
表面が起毛しており、適度に撥水するので、つけた水が革靴の表面との間で、潤滑剤のような働きをします。
裏面は起毛していないので、鏡面磨きの際に、指がズレないようになっています。
まる男も使ってみて良かったと思える商品です。
(14)ポリッシュクリーナー
古くなった鏡面の塗膜が残っていると、新しく鏡面磨きをしようとしても、うまく光らなくなります。
そこで、古い鏡面を落とす必要があります。
先にご紹介したリグロインは強力なクリーナーなので、古い塗膜も落としてくれるはずですが、今回は限定解除ですので、ポリッシュクリーナーも紹介したいと思います。
まる男が使っているのは、コロンブスと東急ハンズのコラボ商品である東急ハンズオリジナルポリッシュクリーナーですが、ここではブートブラックのハイシャインクリーナーをオススメしたいと思います。
ワックスでブートブラックシリーズをオススメしたので、同じシリーズで揃えたいと思ったからです。
古い鏡面以外の部分には塗らないよう、注意して下さい。
ちなみに、2万円以下で揃えたい方は、鏡面磨きをする前に、ワックスを塗って、すぐにティッシュペーパーで拭くと、古い鏡面は綺麗に落とせます。
ワックスに含まれる有機溶剤で、古いワックスが溶けるからです。
ですので、2万円以下のリストには、載せませんでした。
(15)山羊毛ブラシ
コロンブスのフィニッシイングブラシをオススメしたいと思います。
化粧筆で有名な熊野筆の製法で作られています。
山羊毛と馬毛が使われており、繊細な山羊毛によるブラッシングとコシのある馬毛のブラッシングとを両立しているそうです。
山羊毛は、まだカットされていない産毛を用いており、細い毛先が狭い隙間まで入りこむので、すみずみまでブラッシングできるとのことです。
また、見て分かるのですが、非常に高密度に植毛されています。
一度手にとって、握りやすさ等を調べてみたい一品です。
(16)靴底用ブラシ
靴底用ブラシもリストに載せておきましょう。
まる男のおススメは、タピールのシュムッツブラシです。
天然のココナッツファイバーでできており、靴底を優しく綺麗にしてくれます。
まとめ
まる男の欲望が詰まったようなリストが出来上がりました。
合計金額は、5万円オーバーになりました。
それでも、ゴルフが趣味という人が、高級なゴルフセットを購入する金額や、ゴルフ場の会員権を購入する金額に比べれば、靴磨きというのは非常に安上がりな趣味だなとも思ってしまいました。
以上です。
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