どうも、まる男です。
今回はワックスについて、その用途とおススメ商品をご紹介したいと思います。
(1)ワックスの用途と効果
ワックスは、成分の大半がロウ(蝋)でできており、靴の表面に薄く塗布して磨くと、靴をピカピカにすることが可能です。
そのため、靴に顔が映るくらいの鏡面磨き(ハイシャイン)に用いられます。
靴の表面にワックスを塗ることで、靴が擦れた際にできる傷を抑制し、すぐ修復可能な擦れ程度にできる効果が期待できます。
また、ワックスのロウ成分により水をはじき、水から革を守る防水効果も期待できます。
(2)ワックスの注意事項
ワックスは、必ずつま先やかかとといった、硬い芯の入った、靴のしわが寄らない部分に塗りましょう。
ワックスを靴のしわが寄るところに塗ると、ワックスの主成分であるロウ分で革が硬くなり、革がひび割れる原因になります。
また、ワックスを大量に塗ると、革の通気性を損ね、革を痛めることになってしまいます。
ワックスは、薄く塗るようにしましょう。
(3)ドライワックス
ワックスを購入した直後は、油分や有機溶剤が含まれているため、柔らかいものが多いです。
そのため、鏡面磨きをする際、ワックスを塗布した後に数分間おいて、乾かす必要があります。
ワックスを乾かさないと、うまく光らないためです。
そこで、鏡面磨きをする方の多くは、時間短縮のために、ワックスをドライワックスと呼ばれる状態にします。
ドライワックスは、新品のワックスの蓋を開けて、油分や有機溶剤を飛ばして乾燥させたものです。
乾燥させる時間は、人によって変わりますが、まる男のおススメは3日間程度です。
一週間乾燥させる人が多いのですが、それではドライになりすぎるように思うからです。
3日間だと、ワックスすべてが硬くならず、表面のみ硬く、中は柔らかい状態になります。
そうすることで、鏡面磨きのベースを作るときは柔らかい部分を使い、ポリッシュクロスで磨くときは硬い部分を使うという使い分けが出来ます。
(4)成分による鏡面磨きの速さの違い
ワックスはその多くが、ロウ・油脂・有機溶剤でできています。
油脂が入っている理由は、昔はワックスのみで磨いていた時期があり、革に栄養分を与えるために配合されるようになったためです。
ところが、現在では靴クリームが革に栄養を与えるために使われるようになり、ワックスに油脂を入れる必要性が薄れてきました。
そこで、ロウ・有機溶剤のみで作られたワックスが、販売されるようになりました。
ロウ・有機溶剤のみなので、鏡面磨きをする際に何度も繰り返し磨く必要が無く、すぐに光沢を得ることが出来ます。
ワックスを購入する際には、その成分にも注目されると良いでしょう。
(5)まる男の使っているおススメのワックス
a.ハンズ×コロンブス ハンズオリジナルシューポリッシュ
まる男の使っているおススメのワックスは、ハンズ×コロンブス ハンズオリジナルシューポリッシュです。
これは、ハンズとコロンブスのコラボレーションから生まれたワックスです。
成分がロウ・有機溶剤でできており、油脂が含まれていないため、光りだすのが速いのが特徴です。
また、香りもレザーバームの香りになっており、一般のワックス特有の有機溶剤のツンとする匂いが無いのも、お気に入りの理由です。
b.KIWI パレードグロスプレステージワックス
まる男の使っているもう一つのおススメワックスは、KIWI パレードグロスプレステージワックスです。
カルバナワックス配合で、ワックス特有の有機溶剤の匂いが少ないです。
最初のうちは、鏡面磨きで光らせるのが大変でしたが、一旦光り出すと家族にびっくりされるほどの艶を出すことが出来ました。
(6)ワックス5選
a.M.モゥブレィ トラディショナルワックス
速く光らせることが出来ると噂のワックスです。
トラディショナルワックスを使った感想の記事はこちらです。
b.Boot Black Sliver Line ラピッドハイシャインワックス
2018年2月28日に発売開始された新商品です。
ロウ・有機溶剤のみのワックスなので、速く光らせることが出来ます。
c.Boot Black ハイシャインベースとハイシャインコート
下地となるワックスと、表面にコーティングするワックスとを分けた商品です。
ハイシャインコートは、乳化性なのがワックスにしては珍しいです。
d.サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ
全13色あります。
e.サフィールノワール ミラーグロス
光始めが速く、鏡面磨きに慣れていない人でも、鏡面磨きを簡単に楽しめるように開発されたワックスです。
まとめ
今回は、ワックスについて、書いてみました。
- ワックスはつま先やかかとにのみ塗る。
- ロウ・有機溶剤のみでできているワックスは、速く光らせることが出来る。
以上です。
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