新成人になられた皆様にまる男がおススメする靴磨きに関する色々

考察

どうも、まる男です。

本日は成人の日です。
新成人になられた皆様、おめでとうございます。

前回「新成人になられた皆様にまる男がおススメする革靴に関する色々」と題して、革靴に関する色々と伝えたいことを書きました。
今回は、「新成人になられた皆様にまる男がおススメする靴磨きに関する色々」と題して、靴磨きに関する色々と伝えたいことを書いてみたいと思います。

(1)まる男が靴磨きを知った時のこと

まる男が初めて靴磨きをしたのは、アメリカに駐在していた時でした。
アメリカでALLEN EDMONDS(アレン・エドモンズ)のPARK AVENUE(パーク・アベニュー)という黒のブローグの無いストレートチップを購入し、それをプレメンテナンスしたのが初めての経験でした。
後日知ったのですが、PARK AVENUEは歴代アメリカ大統領が就任式に履いているような革靴でした。

まる男が成人式を迎えたのは、大学時代ですから、それから数年間靴磨きをしてこなかったことになります。
その間は、靴磨きが必要なほどスーツを着る機会が無かったからです。

初めて革靴の靴磨きをしたときは、面倒くさいなと思ったことを記憶しています。
でも、当時のまる男にはそれなりに高いと思える靴磨きセットを買ってしまい、使わないともったいないなという気持ちになり、数週間に1回は靴磨きをするようになりました。

ところが、当時まる男は靴磨きの方法・手順を、よく調べもせず行っていました。
靴クリームを塗った後にブラシでブラッシングして伸ばすこともなく、ウェスの代わりにキッチンペーパーで磨いたりしていました。
ちょっとインターネットで調べれば、靴磨きの方法・手順が載っているにもかかわらず、我流で行っていました。

それでも、PARK AVENUEという革靴はしっかり作られており、3年くらいは何のトラブルもなく履くことが出来ました。
もちろん、かかとがすり減ったときには、かかとの補修くらいはしてもらいましたが。

ところが、ある雨が降った日にPARK AVENUEを履いた後、例によって特にメンテナンスしなかったところ、アッパーの革から大量の塩が吹いてしまいました。
まる男はこれをカビだと思ってしまい、そのPARK AVENUEを捨ててしまいました。

今にして思うと、塩を吹いたとしても、きちんと洗ってさえすれば、確実に問題なく使えただろうと思います。
もったいないことをしてしまいました。

新成人の皆様も、靴磨きをする前に、靴磨きの方法・手順を調べたり、塩を吹いたりしたときにどうすればよいか、インターネットで調べるようにしてください。

まる男がおススメするまる男式靴磨きの手順やまる男式鏡面磨きの手順は以下の通りです。

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(2)初めて靴磨きをする新成人の皆様へ

初めて靴磨きをする新成人の皆様が、まる男式靴磨きの手順を読んで、こんなに道具を揃えないといけないのか・・・とため息をついてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、靴磨きの必要最低限のアイテムが何かを考えてみることにしましょう。

a.まる男の考えた必要最低限の靴磨き道具

まる男が考えた必要最低限の靴磨き道具は、以下の3つです。

クリーナー
靴クリーム
グローブクロス

「日々の革靴のお手入れ」としては、革靴のチリやホコリを取り除くための、是非とも最初に馬毛ブラシを用意してほしいのですが、今回は「靴磨き」の道具を紹介する機会であるため、泣く泣く馬毛ブラシは外すことにしました。
でも、靴磨きだけやって、日々の革靴のお手入れはしないという人は、よくよく考え直して、馬毛ブラシも買っていただきたいと思います。

この他に用意してほしい靴磨きの道具としては、

ウェス

が挙げられます。

ウェスくらいいくらでも用意できるよと思う人もいるかもしれません。
でも、意外とボロ布というのは出来るものではありません。
いつも着ている白のTシャツ等を捨てる機会がなく、靴磨きに使うのが何となくもったいないと思ってしまうのです。
まる男も、アメリカでキッチンペーパーで靴磨きをしてしまっていたことは先にも書きました。

しかし、どうしてもウェスは必要ですので、タンスにあるTシャツの中で一番古いものを取り出し、思い切ってハサミを入れてください。
一度ハサミを入れてしまえば、もったいないと思うことなく、「新しいTシャツを買う理由が出来た」とさえ、思えるようになります。

b.靴クリーナーのおススメ

靴クリーナーとしておススメなのは、M.モウブレィのステインリムーバーです。

古い靴クリームが残ったまま、靴磨きを続けていると、古い靴クリームが硬くなってひび割れ等の原因になってしまいます。
このため、靴磨きには靴クリーナーは必須だとまる男は思います。

靴クリーナーをウェスに取り、円を描くように優しく革靴の表面を擦っていきます。
このとき、絶対に直接靴クリーナーを振りかけることが無いようにしてください。
また、強くウェスで擦ったりしないようにしてください。
どちらも革靴の革にダメージを与え、シミや色抜けの原因になるためです。

c.靴クリームのおススメ

「乳化性」と書かれている靴クリームをおススメします。
革靴の革に必要な水分と油分の両方を与えることが出来るからです。
まる男のおススメは、イングリッシュギルドのビーズリッチクリームです。

靴クリームの色ですが、黒の革靴を買った人は黒色を、それ以外の色の革靴を買った人はニュートラルと呼ばれる無色のものを選ぶとよいでしょう。

指先に靴クリームを米粒程度とり、薄く薄く革靴に塗っていきます。
薄く薄くというところに、注意してください。
厚く塗ると、このあとの余計なクリームを除く工程が大変になるだけでなく、除き切れなかった靴クリームが硬くなり、革靴がひび割れたりする可能性が高まるからです。

靴クリームを塗ったら、次はウェスを指に巻いて、革靴の表面を擦って、磨いていきます。
靴磨きと言えば、この工程をイメージされる方も多いと思います。
しっかり、丁寧に靴磨きをしていきましょう。

d.グローブクロスのおススメ

グローブクロスは、ウェスでしっかり磨きさえすれば、必要ないと思う方もいらっしゃるでしょう。

でも、今回まる男は、馬毛ブラシも豚毛ブラシも使わないという条件で考えてみました。
そうすると、100円ショップでも購入できるグローブクロスを用意して、毎日の革靴のお手入れにも利用してもらうのが、よいのではないかと思った次第です。

両面がボアになっているグローブクロスは100円ショップでも購入できますが、裏面が革でできたものをまる男はおススメしたいと思います。

ウェスで磨いた後、グローブクロスで磨くと、革靴が何とも言えない輝きを出してきます。
この瞬間、今まで面倒だった革靴の靴磨きが報われるように感じるのです。

また、先にも書きましたが、革靴の日々のお手入れとしてグローブクロスを使ってほしいと思います。
ちょっとした革靴表面についた擦れ傷であれば、グローブクロスで乾拭きしてあげるだけで、消えてくれます。

そんな革靴のお手入れを毎日続ければ、革靴だけでなく色々なものを大切にする心が養われると思います。

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(3)もう一言、まる男から新成人に贈る言葉

何事にもチャレンジしてみる気持ちを持ち続けてください。

例えば、毎日昼休みに同じところで同じようなものを食べるのではなく、行ったことのないレストランに行ってみるということにチャレンジしてください。
そういった小さな積み重ねが、何事にもチャレンジする気持ちを養うと思います。

そして、新しい社会を、明るい未来を創る人になっていってほしいと思います。

新しいチャレンジの一つとして、新しい革靴を買って、靴磨きの道具を揃え、靴磨きにチャレンジしてみる人が一人でも増えれば、まる男としてはうれしいです。

まとめ

新成人になられた皆様に、まる男がおススメする靴磨きに関する色々を書いてみました。

a.靴クリーナー・靴クリーム・グローブクロス・ウェスが最低限の靴磨きに必要。
b.ウェスは一番古いTシャツにハサミを入れることで作る。
c.靴クリーナーや靴クリームは薄く塗る。
d.グローブクロスを日々の革靴のお手入れにも使う。

以上です。

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プロフィール

まる男

靴磨きと麻雀が好きな親父です。
文房具の収集が趣味で、2021年5月5日にYouTubeデビューしました。
あまり無理をせずに、ゆっくりとブログを更新していけたらと思っております。

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