どうも、まる男です。
オールデン990(アッパーはコードバン革の外羽根式プレーントゥ、色はダークバーガンディ)の靴磨きを行い、M.モゥブレィのトラディショナルワックスを使って鏡面磨きまでしてみましたので、ご報告します。
(1)トラディショナルワックスについて
今回まる男は、M.モゥブレィのトラディショナルワックス(色はバーガンディ)を新しく購入しました。
トラディショナルワックスの成分は、ビーズワックス(蜜蝋)、カルナバワックス、塗料、香料、染料となっており、種類は油性のワックスです。
種類が油性ですが、油脂が入っていないワックスです。
匂いは、有機溶剤の匂いはせず、ビーズワックスの匂いなのか、ほのかに甘い香りがしました。
トラディショナルワックスは、フランス製です。
(2)トラディショナルワックス購入経緯
今回まる男がトラディショナルワックスを選択した理由は、速く光らせることが出来るとの噂があったので、それを確かめたいと考えたためです。
サフィールノワールのビーズワックスポリッシュとミラーグロスの組み合わせで購入することも考えたのですが、ちょっと値段が高いように思いました。
まる男が持っている革靴で色がバーガンディ系の靴はオールデン990だけなので、トラディショナルワックスを購入することにしました。
先日横浜駅近辺に行った際に購入したのですが、バーガンディ色が東急ハンズにもロフトにも売っておらず、あきらめかけていました。
通信販売で購入するかと考えていたのですが、あまり期待していなかった横浜そごうの紳士靴売り場で、ひっそりと残り1個だけ販売されており、喜び勇んで購入することが出来ました。
まる男が購入したのは、2017年4月以前の旧パッケージの物だったようです。
2017年4月以後はM.モゥブレィのプレステージシリーズとしてパッケージが変更されています。
ブラックやニュートラルは、プレステージのパッケージで販売されていたのですが、それ以外の色は旧パッケージのものが販売されていました。
出来れば、新パッケージの物を入手したかったのですが、致し方ありませんでした。
新パッケージは、以下の写真をご参照ください。
(3)トラディショナルワックスの使用感
今回まる男は、ワックスの蓋を開けて乾燥させておくドライワックスにはせず、まずはそのままで使用してみることにしました。
ドライワックスについては、ワックスの用途とまる男のおススメに記載があります。
トラディショナルワックスを靴に塗った際の印象は、硬めのワックスなのですが、指の体温ですぐに融けるような感じで柔らかくなります。
これは、ビーズワックスの融点が通常のワックスに比べ低いためだと思われます。
指の体温ですぐに融けるので、伸びがよく、革靴には塗りやすかったです。
下は、オールデン990に塗った際の写真です。
シワの入った部分には塗らず、つま先とかかとにのみ塗ります。
両足に塗ってから、ワックスを定着させるために3分ほど乾燥させました。
乾燥後、水とワックスを少量つけたポリッシュクロスで磨いていきます。
鏡面磨きの方法については、まる男式鏡面磨きの手順をご参照ください。
ポリッシュクロスで磨くとすぐに鏡面部分が出来上がり、確かに速く鏡面磨きが出来るように感じました。
ただ、トラディショナルワックスを再度つけて磨くと、すぐに革靴にできた層の鏡面が溶けてしまいそうになるので、少し硬くなるのを待つ時間を取る必要があるようです。
その意味では、若干取り扱いの難しいワックスかなと思いました。
トラディショナルワックスで鏡面磨きをする場合は、ワックスが硬くなるのを待つため、両足を交互に磨くことを心掛け、その交互にする時間も早め早めに切り替えるのがいいと思います。
(4)鏡面磨き後のオールデン990
鏡面磨き後のオールデン990です。
新品の革靴にしては、綺麗に鏡面ができたように思います。
かかとのほうも綺麗に仕上がり、写真にも反射した映り込みが出ています。
まとめ
今回は、トラディショナルワックスの使用感と、オールデン990を鏡面磨きした結果をご報告しました。
- トラディショナルワックスはビーズワックスがベース。
- ビーズワックスは融点が低いので、伸びがいい。
- 融点が低い分、磨いている最中に融けるので、若干取り扱いが難しい。
- 両足を早め早めに交互に磨くとうまくいく。
以上です。
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