どうも、まる男です。
先日履き下ろしたPerfetto(ペルフェット)の黒ストレートチップですが、レザーソールのメンテナンス後、いい感じに馴染んできていました。
ところが、コバに予想外の傷ができていたので、その傷隠しのお話をしたいと思います。
(1)コバの傷発見
Perfettoを履いて出勤した日の朝のことです。
勤務先までの通勤電車に乗る前には、気づかなかったのですが、駅から勤務先まで歩いているときに、気づいてしまいました。
つま先のコバの先に何か白いものがあると・・・。
ごみでも付いているのかなと、良く見てみると・・・。
あれ・・・、いつも間に・・・。
コバとは、革靴の革底(ソール)の側面のことをいいます。
コバは、革靴におけるバンパーの役割を果たす部分ですので、傷がつくのは当然ではあります。
しかし、いくらコバであっても、革靴の底側ではなくアッパー(甲革)側に傷がつくというのは、非常に珍しいです。
新品の車のバンパーに傷がついた時の、気分の凹み具合と一緒です。
何も新品の革靴のこんな目立つところに傷がつくんじゃないよと言いたいところですが、ついてしまったものは仕方ありません。
(2)コバの傷隠し
今回のコバの傷の大きさは、それほど大きいものでもありません。
ただ、深さは結構深いように思いました。
コバの側面が荒れている程度であれば、普通は以下のようにしています。
①紙やすりの240番くらいの中粗目を用意して、アッパーの革に当たらないように注意しながら、薄く削り、表面を均一にする。
②コバインキを表面に均一に塗る。
ただ、今回の場合、傷の深さが深いのと、傷の個所が側面ではなく、コバの上面にあります。
下手に紙やすりで擦ろうとすると、アッパーの革に当たってしまう危険性が高いです。
したがって、今回は無理をせず、色でごまかすことにしました。
コバインキも持っているのですが、アッパーに近いため、コバインキがアッパーに付着するのも怖いので、ワックスで色を付けることにしました。
指でワックスを塗ってみた結果です。
まあまあ、傷は隠せたんじゃないかな、程度にはなったようです。
鏡面磨きが甘いのは、ご容赦ください。
まとめ
まとめるほどではありませんが、ちょっと書いてみます。
①コバは革靴のバンパーの役割をしているので、傷がついてもおかしくない。
②軽度のものであれば、やすりで削って、コバインキをつければ綺麗に治る。
③傷の場所によっては、無理せずワックスでごまかす。
以上です。
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