Felisi(フェリージ)のブリーフケースを購入しました。

日用品

どうも、まる男です。

新型コロナの影響で、在宅勤務が増えました。
会社のパソコンを持って帰って在宅勤務するのですが、会社に行かなければならない日もあります。

そこで、新しくナイロン製の軽いバッグとして、Felisi(フェリージ)のブリーフケースを購入しました。

(1)Felisiとはどんなブランドか

Felisiは、1973年にイタリアの小都市フェラーラで発祥したブランドです。
ブランド名は中世にフェラーラ地方の地主であったフェリージ家からとっており、フェリージ家の紋章を模したブランドロゴを使用しています。

革鞄や革製ベルトといった革製品で有名ですが、その中でもリモンタ社製ナイロンと組み合わせた鞄が特に有名です。
リモンタ社はイタリアの生地メーカーで、特にシルクのようなきめ細やかな風合いでありながら、軽くて強靭なナイロン素材で有名で、プラダやオロビアンコといったブランドが使用しています。

(2)Felisiのブリーフケースとの出会い

その日は雨が降っていました。
横浜そごうから、修理に出していた傘の修理が終わったとの連絡があり、久しぶりに横浜に出ました。
傘の引き取りを済ませたあと、普段なら、早々に外に出て横浜の街を散策するつもりでした。
ところが、外はあいにくの空模様。そこで、少し売り場をぶらついてみることにしました。

元々軽いブリーフケースに買い替えたいと思っていたので、ビジネスバッグ売り場を少し覗いてみました。
革製のバッグが並んでいましたが、どれも重いように感じられました。
また、デザイン的にも、まる男を惹きつけるような魅力のある鞄はありませんでした。

諦めて帰ろうかと思っていたその時、Felisiのショップがありました。
店頭の目立つところには、革と防水加工されたナイロンを組み合わせた鞄が売られていました。

これもまる男の希望するようなデザインじゃないなと思いながら、眺めていました。すると、店員さんが寄ってきて、熱心に鞄の紹介をしてくれました。
店頭の鞄に対しては気のない返事を続けていたところ、店員さんは別のブリーフケースを紹介したいと、ショップの中にある鞄を見せてくれました。

ひとつ目に紹介してくれたのは、型番が「8637/2」で、ブルエッテ(ダークブルー)のナイロンとライトブラウンのレザーを組み合わせた定番色のモデルでした。
バッグのファスナーを開けると、ポケットやペンホルダーの縁にレザーが縫い付けられており、デザインだけでなく耐久性にも配慮されているのが分かるものでした。

もうひとつ紹介してくれたのが、型番「1731」の同じ定番色のモデルでした。
こちらは、同じ1室タイプでありながら、前後にオープンポケットが配されており、ファスナーを開けなくても取り出しやすいようにデザインされているものでした。
こちらは、オープンポケットの中にあるポケットの縁にはレザーが縫い付けられていませんが、ポケットとポケットの間にレザーが縫い付けられており、耐久性を高める配慮がなされていました。

ここで、私のスマホにラインがありました。
待ち合わせしていた家族からのものでした。
店員さんにお礼を言って、ショップを後にすることにしました。

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(3)Felisiについてインターネットで調べる

Felisiについては、全くと言っていいほど知らなかったので、家に帰ってからインターネットで調べてみました。

ナイロン素材は、プラダやオロビアンコと同じリモンタ製のものを使用していること。
オロビアンコ同様、イタリアではほとんど名の知られていないブランドだが、日本では人気が高いということ。
オロビアンコよりFelisiの方が先に日本で販売されたが、その人気の高さから、現在日本ではユナイテッドアローズが傘下に収めていること。
このため、オロビアンコはネットの並行輸入で安価で売られているのを見かけるが、Felisiは並行輸入品でもそれなりの値段で売られていること等々。

ブランドにはあまり拘りの無いまる男は、へえー、そうなんだ・・・程度にしか考えずに読んでいました。
ただ、あのオープンポケットが前後についた「1731」には、なぜか心惹かれるものがありました。

そこで、楽天市場でもFelisiの公式サイトがあることに気づき、紹介してもらった型番で、同じ色の鞄があるか探してみました。
ところが、別の色の組み合わせの鞄はあるのですが、ブルエッテ(ダークブルー)のナイロンとライトブラウンのレザーを組み合わせた定番色のものは売られていませんでした。

数日たつと、まる男の心に、「あの色の組み合わせであの型番の物はもう手に入らないんじゃないか」というモヤモヤっとした気分が頭をもたげるようになってきました。

(4)Felisiに悶々とする

「1731」が気になった理由は、オープンポケットが前後に二つ付いており、いちいちファスナーを開けなくても、中の物を取り出すことが出来るという使いやすさにあります。

また、これまで仕事用の鞄は黒で統一していたのですが、そろそろ別の色の鞄を持ってもいいんじゃないかという気にもなってきました。
その意味でも、Felisiの定番色であるにもかかわらず、インターネットで調べてみても、出てこないあの「1731」は気になって仕方なくなりました。

「もう手に入らないかもしれない」というのは、魔法のような言葉です。
「買うなら今でしょ」という気にさせてくれます。

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(5)Felisi「1731」を購入する

欲しくなると止められなくなる性分のまる男は、翌週も理由をつけて横浜に出ることにしました。

この日は、例年より遅い梅雨明けした後の日で、晴れた夏空のいい天気の日でした。
横浜西口で別件の用事を済ませた後、東口にある横浜そごうに行きました。
お目当てはFelisiのあの鞄です。

完全に購入モードになっているまる男は、「1731」を見つけると、先日紹介してくれた店員さんに、もう一度見せてほしいとお願いしました。

店員さんが「この鞄は、7年前のモデルで、もうこの色の鞄は在庫してないんですよ」と言えば、『古いモデルだから、もうこの色では手に入らないかも』と物欲が刺激されます。

「同じモデルで、別の色の鞄が倉庫にあるかもしれないですが、倉庫から引き取りする場合は、必ず買っていただくことになります」と言えば、『別の色じゃなくて、この色の組み合わせがいいんだ』と、聞く耳持たなくなります。

「このモデルの場合、上部のファスナーが横まで開かないから、中にパソコン等の大きいものを入れるときに、斜めにしなければ入らないんですよ」とパソコンのインナーケースを使ってネガティブ情報を説明してくれても、『そんなの大した問題じゃない。使っていくうちに慣れるさ』と、もう欲しいモード全開になっていました。

そうして、「買います」と言ってしまいました。

まとめ

長くなりました。
Felisiのブリーフケース「1731」購入までの顛末は、ここまでとします。
次回は、開封の様子をお送りいたします。

追記

まる男が購入した「1731」は、在庫が無くなって購入できなくなっているようです。

新しい定番の「1773/1」は、ショルダーストラップをつけるDカン等がついて、さらに機能性が高まったようです。

 

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プロフィール

まる男

靴磨きと麻雀が好きな親父です。
文房具の収集が趣味で、2021年5月5日にYouTubeデビューしました。
あまり無理をせずに、ゆっくりとブログを更新していけたらと思っております。

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