LAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABの性能と使用感を報告します。

日用品

どうも、まる男です。

前回開封したLAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABの性能がどれほどのものなのか。

まる男の使用感も含めて、お伝えしたいと思います。

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1.CrystalDiskMark 8による速度結果

まずは、これまで使用していたLAVIE Hybrid ZERO HZ650/DとのSSDの性能比較を行ってみました。

LAVIE Hybrid ZERO HZ650/Dの1TB SSDに換装した後の性能はこちら

おおよそ書き込みも読み出しも500MB/sとそれなりに高速です。

では、新しく購入したLAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABのSSD性能はどの程度なのでしょうか。

シーケンシャルアクセスの読み出しは536.42MB/sが6713.49MB/s、書き込みは505.24MB/sが4834.15MB/sと、約10倍高速の結果となっています!

ランダムアクセスのほうは、読み出しは358.93MB/sが365.65MB/s、書き込みは289.37MB/sが317.59MB/sと向上しているものの、僅差になっています。
ただし、シングルスレッドのランダムアクセスのテストでは、読み出し33.18MB/sが76.67MB/s、書き込みが69.00MB/sが138.90MB/sと、約2倍の結果となっています。

Serial ATA接続のSSDを採用しているLAVIE Hybrid ZERO HZ650/Dに対して、より高速なPCIe(PCI- Express)接続のSSDを採用しているLAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABのほうが、より高速な結果となりました。

体感としても、インターネットでホームページが表示されるまでが高速になり、非常にきびきびした動作になったと感じています。

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2.CineBench R23によるCPU性能のテスト結果

続いてCPU性能を比較するCineBench R23によるCPU性能を測定しました。

こちらは、CineBench R23が4GB以上のメモリの空き領域が必要なので、最大メモリが4GBのLAVIE Hybrid ZERO HZ650/Dでは測定していません。

気になるLAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABのCPU性能測定結果は以下の通りです。

Multi Coreとしては、3510pts、Single Coreとしては1369ptsという結果になりました。

CineBench R23がデフォルトで記録しているグラフ比較を表示すると以下の通りとなります。

Multi Coreのテストでは、CineBench R23に記録されている1.69GHz Core i7-1165G7の3769ptsに負けている結果となりました。
口惜しいです。

Single Coreの結果はどうでしょうか?

Single Coreでも、CineBench R23に記録されている1.69GHz Core i7-1165G7の1382ptsと比較して、若干負けています。
口惜しいです。

それでも、CineBench R23の測定結果がどんなパソコンで測定されたのか分かりませんので、性能が大幅に劣っているとは言えないと思います。

それよりも、Single Coreでは、AMDのThreadripper 2990WX 3に勝っちゃってることのほうが驚きでした。
Multiでは8.5倍も差があるCPUなのにです。

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3.LAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABの使用感

3-1.デザインとボディ

天板にNECと書かれているわけでなく、マークだけなのでどの会社の製品か分かる人にしか分からないデザインに好感が持てます。

カーボン素材を天板と底面に使用しており、883gと軽量でありながら、それなりに堅牢な剛性感を感じます。
これなら、外に持ち出しても、安心して使用できると思います。

3-2.キーボード

キーボードはLAVIE Hybrid ZERO HZ650/Dに比べて圧倒的に打ちやすくなりました。
1.5mmキーストロークと「半角/全角」キーが大きいので、ミスタイプがほとんど無くなりました。

キーは静音仕様になっており、カチャカチャとした音が鳴らず、テレビ会議の際にも気にせず議事録等を取ることができそうです。
ただし、静音仕様なので、キーボードを叩いている感は感じられず、好みは分かれそうです。
まる男は結構好きです。

バックライトが点灯できるキーボードになっており、暗い場所(飛行機の中とか)でも打ちやすいように設計されており、好感が持てます。

パソコンを開くと、リフトアップヒンジと呼ばれるキーボードに傾斜がつくような設計になっています。
これがまる男的になかなかよく、人間工学的によく考えられているなと思います。
長文を書いていても疲れないというのは、大変気持ちいいものです。
リフトアップヒンジはこれからのノートパソコンの主流になるのではないかと思います。

問題点は、ファンクションキーが「Fn」キーを押しながらでないと使用できないことです。

ワンタッチアクションキーとして、消音や輝度などを「Fn」キーを押しながらではなく、ワンタッチで使用できるというのが売りのようですが、これはいただけません。
他のパソコンと仕様を変えると、会社用と自宅用で操作が変わってしまうので、ストレスになってしまいます。

「F8」キーや「F9」キーは、半角英数字と全角英数字をワンタッチで変更できるため、まる男は、Excel等を使用する際に、非常によく使用します。
これが、「Fn」キーを押しながらでないと使用できないのは、体感的にはかなり問題だと思いました。

一応、「Fn」と「Esc」キーを同時に押すと、「Esc」キーのランプが点灯し、『FnLock』状態になって、通常のファンクションキーが優先される状態にはなるのですが、初期状態のままだとストレスを感じるだけです。

ちなみに、BIOS設定で、「Ctrl」と「Fn」キーを入れ替えることはできそうですが、ファンクションキーのほうは出来ないようです。

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3-3.液晶画面

液晶はノングレアなので、明るい部屋でも映り込みがなく、作業しやすくなりました。
パソコンにはノングレアのほうが、目に優しいように、まる男は思います。

液晶の左右や上下の額縁が非常に狭いため、画面が非常に大きくなったように感じます。
また、13.3インチのワイド液晶と比較し、14インチで縦方向に長い液晶なので、Excel等の表計算ソフトを使うときには、行方向のデータを見やすくなったと思います。

液晶の下の額縁にNECと会社名が見えるのですが、リフトアップヒンジのため、かなり下のほうになり、遠慮がちな感じに好感が持てました。

色彩や鮮やかさというのは、まる男には悪くなったようには感じられませんでした。

3-4.バッテリー

普通に画面を表示したまま、キーボードで文章を打つ作業を30分程度バッテリー駆動で行ってみました。

表示されたバッテリーの状態は、「90% 10h」でした。

これなら、外出先でバッテリーのみの使用でも、安心して5時間くらいは作業ができそうです。

3-5.その他

パソコンのセットアップの際にも驚いたのですが、パソコンを開くとすぐに電源が入る仕様になっているので、電源キーを押すことがほとんどありません。
電源キーに指紋認証機能があれば、マスクをしたままでもPINナンバーを入れずに起動・サインインできるのになと思い、少し残念です。

USB type-Cが二つ、USB type-Aが一つしかないのは、ちょっと拡張性が低いかなと思われます。
USB type-Aが二つあれば良かったのにとは感じています。
というのも、まる男はUSB type-A接続のヘッドフォンを使用するときがあるのですが、USB接続の他の機器が使えなくなってしまうからです。

まとめ

今回は、LAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/DABの性能測定結果と、まる男の使用感を報告しました。

高速CPUと高速SSDを採用しており、かつキーボードが快適に打てるようになった点は、非常に買ってよかったと思いました。

その他

後継機種のLAVIE NEXTREME Carbon PC-XC750/HAが発売されています。
価格チェックは欠かさず行いましょう。

ペールゴールドはこちら

メテオグレーはこちら

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プロフィール

まる男

靴磨きと麻雀が好きな親父です。
文房具の収集が趣味で、2021年5月5日にYouTubeデビューしました。
2024年5月6日からミニチュア・シュナウザーを飼い始めています。
あまり無理をせずに、ゆっくりとブログを更新していけたらと思っております。

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