どうも、まる男です。
先日、オールデン990(革:コードバン、形状:外羽根式プレーントゥ、色:ダークバーガンディ#8)を購入しました。
今回は、オールデンと990の紹介と、オールデン990を購入に至った経緯について書いてみたいと思います。
(1)オールデンとは
オールデンは、1884年にアメリカのマサチューセッツ州ミドルボロウで設立された靴メーカーです。
メイド・イン・USAを守り続けている数少ない靴メーカーの一つです。
最高級の革を使った革靴を製造しており、特にアッパー(革靴の上部)に、コードバン(馬のお尻の皮から作られた革)を使った革靴が有名です。
コードバンは、一頭の馬から1割しか採れず、よく「幻の革」と呼ばれている、大変希少性が高いものです。
オールデンは、戦後に足にトラブルを抱えている人向けの靴を製造していました。
その流れをくむモディファイド・ラストと呼ばれる足型は、履く人に疲労感を与えないと言われ、日本で非常に有名です。
(2)990について
オールデンの990という型番の革靴は、バリーラストと呼ばれる幅広の足型で作られています。
アッパーの革は、先ほど書いた馬のお尻の皮から作られた、アメリカのホーウイン社製のコードバンです。
形状はオーソドックスな外羽根式プレーントゥであり、コードバンを楽しむにはもってこいの靴です。
990の色は、#8(ナンバー8)と呼ばれるダークバーガンディです。
このダークバーガンディという濃い赤茶色は、コードバンを代表するような色であり、コードバンと言えばダークバーガンディ、ダークバーガンディと言えばコードバンと言われるほどです。
ちなみに、同じラスト・形状で黒色の靴の型番は9901です。
(3)購入までの経緯
まる男が、オールデン990を買おうと思ったきっかけは、外羽根式プレーントゥの革靴を持っていなかったので、それを探していたのがきっかけでした。
インターネットで、別のアメリカの靴メーカーであるアレン・エドモンズのウェブサイトを見に行った時のことです。
そのウェブサイトでは、ホーウイン社製のコードバンを使った革靴が売ってありました。
ホーウイン社のシェル・コードバンの革が「革のダイヤモンド」とも呼ばれるほど、希少価値があって、いいという話は、革の財布を買ったときに調べていて知っていました。
一目見ただけで、「欲しい」と思ってしまいました。
その後、色々調べてみたのですが、アレン・エドモンズの革靴を日本で扱っている店で、コードバンの革靴を扱っている店がほとんどないことが分かりました。
さらに色々調べてみると、アッパーにコードバンの革を使っている革靴で、日本で購入できるのが、オールデンだということを知りました。
これは、オールデンを買うしかないだろうと思うようになりました。
ネットで調べてみると、SHIPSやBEAMS、UNITED ARROWSといったセレクト・ショップで、オールデンを扱っていることを知り、実店舗に行ってみることにしました。
これまでまる男は、セレクト・ショップで服や靴を購入した経験が、ほとんどありませんでした。
少し緊張しましたが、ショップの門をくぐってみました。
まる男の足のサイズは通常US9サイズなので、そのサイズの990がBEAMSにあり、喜んで履いてみたのですが、新品の革靴にしてはピッタリすぎるように思いました。
というのも、オールデン990のようなグッドイヤー・ウェルト製法の革靴は、履いていくと革も伸びるし、中底(足に直接触れる面)も沈んでいきます。
そのため、新品の時は、少し痛いくらいのほうがよいとされています。
そこで、US8.5サイズがあるかと聞いてみたところ、BEAMSの全国どの店舗にも、在庫が無いとのことでした。
次にUNITED ARROWSに行ってみました。
ところが、BEAMSの値段よりも若干高い価格設定で、訪れた店舗にはなく、別の店舗から取り寄せする必要がありました。
そのため、ひとまずBEAMSで、いつ入荷するか分からないと言われましたが、次回入荷時に連絡をもらえるようにして、今回はあきらめようと思っていました。
ところが、あまり期待せずにふらりと入ったSHIPSでは、BEAMSと同じ価格で、在庫が大阪の店舗にあるとのことでした。
そこで、大阪から取り寄せしてもらいました。
サイズ8.5の990を試してみると、程よい痛さ加減の大きさであり、即決で購入しました。
次回は、開封したオールデンをお見せしたいと思います。
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