革靴の取扱注意事項(その1)

注意事項

どうも、まる男です。
今回は、革靴の取扱注意事項(その1)を書いてみたいと思います。
みんな知っていて、分かっていることかもしれませんが、初心者向けに書いてみます。

(1)靴ひも

靴ひものある革靴を履いたり脱いだりするときは、必ず一旦靴ひもを緩めましょう。

靴ひもを緩めずに履くと、必ずかかと(踵)をつぶして履くことになってしまいます。
かかとが変形してしまうと、もう取り返しがつきません。

同じように靴ひもを緩めずに脱ごうとすると、必ず別の足でかかと付近を擦って脱ぐことになります。
そうすると、靴に傷がついたり、形状が変形してしまったりします。

靴ひもを緩めなくても履くこと出来るのは、大きすぎる革靴か、靴ひもが緩んだ状態のままにしている革靴かのどちらかです。
サイズが適正であれば、靴ひものある革靴の場合、必ず靴ひもを緩めなければ、履いたり脱いだりすることはできません。

また、サイズが適正であっても、常時靴ひもが緩んでいる状態であれば、靴ひもを緩めなくても、履いたり脱いだり出来るかもしれません。
しかし、そんな状態では、歩くときに靴の中で足が動いてしまい、変な歩き方になってしまいます。
変な歩き方になれば、靴底が変な風にすり減ったり、少し歩いただけで疲れたりと、いいことは何もありません。

革靴の寿命を延ばすためにも、またご自身の健康のためにも、靴ひもは緩めてから、履いたり脱いだりする習慣を身につけましょう。

(2)靴ベラ(シューホーン)

革靴を履くときは、必ず靴ベラ(シューホーン)を使いましょう。

これも靴ひもの時と同じで、靴ベラを使わずに履こうとすると、必ずかかとをつぶしてしまうことになってしまうからです。
かかとがつぶれた革靴は、一気にみすぼらしい靴になってしまいます。

靴ベラなしで履ける靴は、大きすぎる靴か、靴ひもが緩んだ靴です。
大きすぎる靴や靴ひもが緩んだ革靴を履くと健康に悪いということは、(1)靴ひもの項目でも述べました。

革靴の寿命を延ばすだけでなく、ご自身の健康寿命を延ばすためにも、靴ベラを必ず使うようにしましょう。

(3)ローテーション

靴はどんなに気に入っていても、毎日同じ靴を履くのではなく、2足(できれば3足)以上をローテーションしましょう。

足は一日にコップ1杯分の汗をかいていると言われており、それを乾燥させるには、少なくとも1日はかかります。
汗を乾かさないまま、同じ靴を毎日履き続けると、

a.靴が臭くなる
b.靴にカビが生える

といった問題が生じます。

臭い靴やカビの生えた革靴は、履く気にもなりません。
そのような状態になる前に、靴をしっかり乾燥させて休ませるという意味で、ローテーションは大事なのです。

まとめ

今回は、革靴の取扱注意事項(その1)を書いてみました。

  • 靴ひもは脱ぎ履きする際は必ず緩める。
  • 靴を履く際には靴ベラを必ず使う。
  • 靴は2足以上でローテーションする。

以上です。

革靴の取扱注意事項(その2)へのリンクはこちらです。

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プロフィール

まる男

靴磨きと麻雀が好きな親父です。
文房具の収集が趣味で、2021年5月5日にYouTubeデビューしました。
あまり無理をせずに、ゆっくりとブログを更新していけたらと思っております。

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