どうも、まる男です。
子犬のルルの社会化トレーニングの一環のため、お出かけすることにしました。
果たして、家の外ではどんな反応を示すのでしょうか?
(1)社会化トレーニングとは?
子犬にとって、生後3週間~14週間(3カ月半)くらいの時期は社会化期と呼ばれます。
この時期であれば社会に柔軟に順応することができるので、世の中の色々な音やモノに触れさせる(経験させる)ことが大切です。
この時期に部屋の中にずっといさせると、大きくなってからも聞き慣れない音に過剰に反応して、吠えたり、おびえたりするようになってしまうことが多いのだそうです。
この貴重な社会化期に世の中の様々な音やモノに慣れさせるための訓練のことを、社会化トレーニングと呼びます。
(2)生後2カ月半の子犬の場合
ルルはまだ生後2カ月半すぎで、三回受けるワクチンのうち、一回目のワクチンを接種しただけです。
また、当然のことながら、狂犬病の予防接種も受けていません。
このため、地面を歩かせてのお散歩をすることはしていません。
他の犬が歩いたり、噛んだりしたかもしれない草の上を歩かせてしまうと、病気になってしまうかもしれないからです。
でも、貴重な社会化期にどこにも行かせないのは、問題があります。
そこで、抱っこキャリーバッグに入れ、人間が歩いて散歩することにしました。
それだけでも、車の大きな音や人混みといったものに慣れさせることができると考えたからです。
また、他のワンちゃんやその飼い主さんとの出会いといった機会があるかもしれず、今後知らない人や知らない犬にも友好的でいられるようにすることができるのではと考えました。
(3)抱っこ散歩に行く前
ルルの噛み噛みが止まりません(>_<)
何を噛んでくれるのかというと、首輪とリードです。
飼い主のまる男も慣れていないので、上手く首輪をとめることが出来なかったというのもあるのですが、隙を見ては噛み噛みしてきます。
そのたびに、首輪をとめるのが、やり直しになるのには困りました。
何とか首輪を取り付け、抱っこキャリーバッグに付いている紐にリードを繋いだ状態で、ルルを中に入れました。
暴れる、暴れる。
抱っこキャリーバッグには、おしっこやウンチをしてしまうかもしれないと思い、トイレシートを入れていました。
すると、ルルはトイレトレーでは禁じられていたトイレシートをひっかくような遊びを、ガサゴソガサゴソと大きな音を立てて、喜んでしていました。
ところが、まる男が立ち上がると、ひょいという感じでバッグから顔を出し、続いて前足を出して興味津々といった様子で部屋の中を見回していました。
おそらく、普段経験したことのない高さから部屋を見ることが出来て、嬉しかったのだと思います。
(4)初めてのお出かけ
そこからは拍子抜けするほど順調でした。
エレベーターに乗っても、マンションの知らない人にあっても、興味津々なだけで、吠えたり、ぐずったりもしませんでした。
ただ、まる男のほうが落っことさないか慎重に手を添えてたので、腕がしびれました。
公園でワンちゃん連れの人がいても、特に吠えることはありませんでした。
道路で大きなトラックが通り過ぎたり、救急車が通り過ぎたりしても、顔を出したまま、ジッとしてました。
(5)初めての見知らぬ人との触れ合い
公園でのお散歩の帰りに、一緒に行った嫁が買い物をしているのをルルを鞄に入れた状態で待っていた時に、声をかけてきてくれた女の人がいました。
その人は、自分のスマホの写真を最初に見せてくれました。
そこにはソルトアンドペッパーのミニチュア・シュナウザーが写っていました。
「私もミニチュア・シュナウザーを飼ってるんです。この子まだ子犬ですよね!何カ月何ですか?」と問われました。
「まだ、2カ月半です」と答えると、「すごーい!かわいい時期ですよね。」と言い、「触ってもいいですか?」と言ってくれました。
これは、社会科トレーニングとして絶好の機会なので、「もちろん!是非触ってあげてください」と言ったところ、ルルの鼻先をちょこちょこっと触ってから、おでこを撫でてくれました。
ルルも、噛みついたり、吠えたりもせず、触られてうれしそうにしていました。
その後、女の人の友達が来て、すぐお別れにはなりましたが、貴重な経験をルルに積ませていただけたと感謝・感激でした。
まとめ
今回は社会化トレーニングとして初めてルルと外出した時の様子を書いてみました。
ミニチュア・シュナウザーを飼っていて、ルルをやさしく撫でてくれるようないい人に出会えて、まる男だけでなくルルもきっとうれしかったと思います。
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